プロとアマ

NHKでプロフェッショナルの流儀っていう番組がやってて、その最後にその日のプロフェッショナルに、「○○サンにとってプロフェッショナルとは?」って聞く番組がある。
結構楽しみにその回答を待っているのだ。でも、未だにそっかぁ、って言うプロフェッショナルの定義を聞いた事が無い。
それで、自分なりに考えてみた。

プロフェッショナルとは、100%を作り出せる人の事。

すべての人間の仕事で完璧というものは無いという前提ですが。

その中で2種類のプロフェッショナルがいます。
1、腕に覚え有り系プロ。 例:職人さん、スポーツ選手等
腕に覚え有り系プロは、99パーセントの物を作って、残りの1パーセントを突き詰めていく、終わりなきストイック人生を送っている人達。
自分のやっている事の達成度も計れない自分のような凡人から見ると、彼らは神様のように見える。イチロー、刀鍛冶、等々。これがプロフェッショナル。


2、俺以外できない系プロ。例:ホワイトカラー(経営者、管理職、営業職)、宮内庁の人達(血統で仕事する人達。)、教師等
俺以外できない系プロは、不確定要素、未検証事象を自分のストーリーによって100パーセントに見せる仕事をする。つまり、この人のストーリーが大丈夫なら大丈夫なはずだ、この人が駄目だったのだから、駄目だったのだ。と思わせる人たちだ。
自分のような凡人は、そこに神様のお告げのような、ストーリーを見るのだ。金八先生が駄目って言ったら駄目なんだ、と思わせる人がプロフェッショナルだ。

つまり、100パーセントを見せてくれそうな、あるいは残りの数パーセントを見えなくしてくれる人がプロフェッショナルなのだ。

すっきり!!