一番宣言

私は、普通の人間です。
視野が広いと思っていたけど、まぁ、普通です。
普通の人よりも、若干だらしないです。

自慢できるところといったら、そうですねぇ・・・。
結果を見て、皆さんで評価してください。
今までの、これからの結果で。


でも、私は男の子です。
男の子は、一番になるものです。
何でも良いから、一番になるのです。
その積み重ねをしていきます。
2番ではダメです。一番になるのです。

今までの人生は、身長が一番高い事に依拠して生きてきました。(大げさではなく、そう思うのです。)
その余裕や、高所からの物見で生きてきました。

身長以外の一番を見つけます。


プリミティブな欲求。それが、これでした。



バスの中で、ふと思ったんです。
髪を茶色にした、今まで正直眼中に入らなかったような人達も、子育てをし曲がりなりにも生きてるんです。
本なんか、読んだ事がなくたって、生きてるんです。
まっとうに。
お金が欲しいから、といって資本主義を勉強する事はないとしても。
お金が欲しいから、といってパチスロにはまってしまっていても。

そんな人達も、男なんだから、女なんだから、親なんだから、大人なんだから、というプリミティブな基準に少なからず、いや、大いに依拠して生きているんです。

鳶の時代の先輩達を見ていて、淡い尊敬の念を抱いていた事を思い出しました。

会社の上司を、“親方”と呼んでるんです。何も、観念的な深みはないでしょうが、その呼称には厳然とした、頼れる絶対的なものがあるんだ。
それに、気付きました。

だから、柔らかかったんだ。

酒飲んで、ぶっ倒れても、先輩がいる、親方がいる。


ちょっと、脱線気味ですが、こんな事を考えました。