降臨

怪しい宗教とかじゃないので、あしからず。
最近頻出する"兄貴分"に、よく言われたこと。
「降りて来い」
彼とは、一昔前、もう10年近く前からの付き合いなのだが、当時語り合っていたことの内容は、政治、経済、宗教、人生観、死生観という、まぁ、大学生が語り合うような話題であった。
当時彼は、政治や経済という世俗の事柄にまったくという程、知識も関心も無い人だった。自分の方が知識を持っていた、だから面白がってしゃべってくれたのだと思う。
しかし、人は日々成長、前進するもので、今、彼は一角の"企業家"になっている。
彼は、マクロに世の中を語っていた位置から降りていったのだ。
降りていくということは、自分の可能性を絞ること。降りていった場所に、注力する事を意味することに、最近気付いた。
俺は、まだ降り切っていない。続きはまた後で書きます。仕事しなきゃ。。

続き
注力する対象を絞りきれていない。
しかし、今の仕事に対しての注力が少し自分を変えてくれそうな気がする。
というのは、今までも、降りてきていない状態でも仕事はせざるを得なかった。
そして、仕事は結果を求められる。
それなりの仕事しかしていないと、注力せずともこなせたりするが、今の仕事は注力しないと一人前になれない。
こうやって、一つ注力する対象が見つかると、その対象と連動するものへの可能性の絞込みが出来ていくのだと思う。
可能性が絞られていくと、降りてきた状態になり、退路が断たれるのだろう。