新書フェア

こんな本読んでみました

ダサいオヤジは「暴力的存在」である (祥伝社新書 78)
松尾 智子
祥伝社
売り上げランキング: 27732
おすすめ度の平均: 2.0
1 突飛なタイトルに惑わされてはいけない。
1 うるさいだけで中身は無い
4 内容はマイルド
2 う〜ん
1 駄本



amazonのレビューと、自分の感想はほぼ同じである。
外見が他人に与える影響に責任を持ちなさい。という内容。
そして、外見がダサい、臭いオヤジ達に自覚を促す。

ま、イラっとくる内容である事は確かだけど、わが身を振り返った時に、ハッとさせられる内容もあった。


外見をきっちりしておくと、交友関係が広がり、人に紹介されたり、誘われたりする機会が増える。というもの。
確かに、ある程度以上の交友関係になると、生まれ持った天才や日本一クラスの実績を持っていない限り、外見を整えているというのは、本人の実力を測るバロメーターになる。

言うなれば、人に何かをプレゼントする時に、品物を裸で渡すか?っていう事。
物が良いから、裸で渡すって言う人はいないと思う。
俺はしない。


自分の中身に自信があるのだったら、外見もきっちりしなきゃダメだよっていう常識的内容。



B型自分の説明書
B型自分の説明書
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Jamais Jamais
文芸社
売り上げランキング: 9
おすすめ度の平均: 4.0
4 B型は自分がかわいい
5 友達と一緒にワイワイと楽しく読める本
3 笑える!!
5 作者さん、あんた誰?(笑)
5 B型


こちらは、週刊文春だったか、朝日だったかの書評欄に載っていて衝動買い。
スッゴイ笑える。
あぁ、俺だけ特別じゃないんだってwww。
B型の自分としては、これから付き合うであろう人に該当する項目を全部チェックして渡したい。
ま、どうせ理解できないだろうけど。。(笑)



錆びる心 (文春文庫)
錆びる心 (文春文庫)
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桐野 夏生
文藝春秋
売り上げランキング: 12378
おすすめ度の平均: 4.0
5 短編であっても作者の観察力・表現力が光る作品
4 桐野作品
3 人間の不可思議さを垣間見る短篇集
3 収録作品のテイストがバラバラ・・?
3 ありふれたモノを非凡にアプローチしていく力量はお見事


桐野夏生さんの短編集。
傑作。
人も死なないし。
でも、著者の人間観を垣間見える。
天才でしょうね。桐野さんって。
書き出す前にストーリーが頭に出来てるんだろうか?
是非一度お話してみたいです。